パーマの歴史

2025.07.02

皆さんこんにちは!

frank’s barber日比谷店の藤戸です!

今回は、パーマの歴史についてご紹介していきたいと思います!

 

1900年代初頭

機械式パーマの発明

カール・ネスラー

(Karl Nessler)の発明(1906年)

ドイツ出身の理容師カール・ネスラーが、ロンドンで世界初のパーマ技術を開発。

髪にアルカリ性の溶液(ホウ砂と水酸化ナトリウム)を塗布

金属製のロッドに髪を巻き付け、電気で加熱し(100度以上)、熱で化学反応を促す。

当初の施術は6時間以上かかり、やけどや、髪の損傷のリスクが高かった。

技術は荒削りだったが、『髪にカールを永続的に与える』初の試み。

 

1920年~1930年代

マシンパーマの時代

マシンパーマ(機械式パーマ)の普及

電気加熱式のロッドを吊り下げた巨大な装置を使ったパーマ技術が主流に。

『ヘアサロン=未来的装置を備えたモダンな場所』という印象も。

1930年代には、マシンの安全性や効率性が少しずつ改善され、上流階級女性の間で流行。

 

1940年代

コールドウェーブの登場

アメリカ発『コールドパーマ(cold wave)

熱を使わずに髪をカールさせる画期的な方法。

発明者は、アーノルド・フェローズ。1941年に開発。

使用するのは、チオグリコール酸などの還元剤

酸化剤(ブロム酸ナトリウムなど)で再結合。

施術時間が短くなり、髪や頭皮へのダメージも軽減。

この頃から、一般層へのパーマの普及が進む。

 

1950年~1960年代

ファッションと共に多様化

戦後の経済回復とともに、美容文化が花開く。

1950年代 マリリン・モンローのような柔らかいウェーブが流行。

1960年代 ビートルズやツイッギーなどの影響で、ボリューム感のあるスタイルや、短髪ボブにもパーマが使われる。

パーマ剤の改良が進み、より軽く自然な仕上がりが可能に。

 

1970年~1980年代

強めのカールやアフロの全盛期

アフリカ系アメリカ人文化やディスコブームの影響で、アフロヘア―やカーリーヘアが世界中で流行。

パーマも強めのカールを出せるよう改良される。

一方で1980年代も日本ではソヴァージュ(細かくふわふわしたパーマ)が大流行。

 

1990年~2000年代

ソフトウェーブとデジタルパーマ

1990年代になると、ナチュラル志向が強まり『ゆるめのパーマ』が人気に。

日本や韓国では『ボディパーマ』『エアウェーブ』『デジタルパーマ』が登場。

デジタルパーマ 熱と薬剤をコントロールして、乾かすとカールが出る仕組み。

エアウェーブ 温風と専用機械を使い、髪にやさしくナチュラルな仕上がり。

 

2000年代以降

ナチュラル&ケア重視の時代

『ゆるふわ系』や『韓国風パーマ(水パーマなど)』がトレンドに。

髪へのダメージを最小限に抑えるため、酸性パーマ剤やオーガニックパーマ剤も登場。

メンズパーマも進化し、ツイスト、スパイラル、波巻きなど多様化。

現在では、スタイリングの再現性、ダメージケア、質感を重視したパーマが主流。

 

日本でのパーマ文化の特徴

日本では、1970年代の『パンチパーマ』ブーム(特に男性)も独自の文化。

美容技術としての進化も著しく、世界でもトップクラスの繊細なパーマ技術を誇る。

韓国とのトレンド交流も活発で、KーPOPの影響による新スタイルが常に登場。

 

いかがでしたか??

今回のブログはパーマの歴史について、年代別に紹介させていただきました!

 

 

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